目に見えないエネルギーが存在している

☆眉唾・・・と思う人は、読まないほうが無難かと思います。

 心理学の範囲で語るとき、つまり、対外的に、あまり抵抗がなく無難にしたいと思うときは、「人間関係」は、相手と私との「関係性」だから、相手の態度、表情、仕草をキャッチして、

 相手が感情的に出てくれば、“私”も感情的になる。
 “私”が脅えれば、相手は脅したくなる。
 相手が攻撃してくれば、“私”は「戦うか逃げるか」どちらかの反応で動く。

 といった具合に、お互いが、それに応じた反応を返し合っているという言い方をする。
 「自分中心」になればなるほど、こんな「私と相手」の関係性に乗っていかなくなるのだが、「他者中心」であればあるほど、相手の態度や反応に影響されたり、相手の支配やコントロールに乗って、振り回されたり、自分を失くしていく。
 と、こんな説明のしかたをする。

 けれども、状況に応じて、
「思考や感情(もちろん意識も愛も)は、形に見えない人が多いけれども、実際に、エネルギーとして、形に在るんですよ」
 という言い方もする。

 経験的にいえば、実際に「思考」も「感情」もエネルギーとして形にある。
 「思考」すれば、「思考」のエネルギーが発生する。
 「感情」を抱けば、「感情」のエネルギーが発生する。
 「愛」を感じれば、「愛」のエネルギーが発生する。
 「意識」もミクロのエネルギーである。
 「肉体」は「肉体」のエネルギーを発している。
 だから、態度や表情や仕草だけでなく、言葉を交わさなくても、何もしていなくても、誰もがさまざまなエネルギーを製造しては発信したり、それを受信したりしている。

 (科学的にも、脳の反応は、電気信号の反応であって、事実、電気エネルギーを発している。)

 むろんそんなエネルギーは、相手にも向かうけれども、自分にも向かう。
 肯定的エネルギーが相手に向かえば、相手との関係は良くなる。
 肯定的エネルギーが自分に向かえば、心身を健康にする。
 反対に、否定的エネルギーが相手に向かえば、相手との関係は悪くなる。否定的エネルギーが自分に向かえば、自分の心だけでなく、肉体も傷つけていく。

 だから、仮に、どんなに自分が正しいと思っていても、心の中で批判的な気持ちや怒りを抱きながら、町を歩いているとしたら、それは、否定的エネルギーを振り撒きながら歩いていることになる。

 しかもそんなエネルギーは、蓄積する。
 そして、それが蓄積していったとき、形(物質)になる。

 当然のことながら、こんなエネルギーは「類は類を呼ぶ」というように、同じエネルギーのレベルで同調する。
 
 多種に渡る宗教関係や占い関係の人の相談も少なくないので、ついでに言っておきたいが、この同調作用は、霊的世界でも同様である。
 霊と霊もそうだし、霊と人間も、肉体があるかないかの違いがあるだけで、同じように同調し合う。つまり、「引き寄せ合う」ということである。

 だから、あなたがとりたてて何もしなくても、温かい気持ちで町を歩けば、それだけで、社会貢献していることになる。

 (※オールイズワンは、「自分中心」心理学を主体にカウンセリング、セミナー等を行っている心理相談研究所です。強引な布教や勧誘、営利を目的とした、いかなる宗教組織、占い組織にも属しておりません。)