6年周期リズムは私の趣味だった(1)

 私はカウンセリング、セミナー、執筆を主体に活動している。
 6年周期リズムは、私の趣味だったから、それを全面に出すつもりはなかった。

 宇宙には、周期・リズム・法則・パターンがある。
 関心を抱いたきっかけは、色々な占術をみていくうちに、奇妙に、それらが一致することに気づいたからだった。
 だから、多分、どの占術を学んでも、多少の違いはあったとしても、その周期・リズム・法則・パターンの大筋は一致するだろう。

 ところが、世の中、ますます他者中心意識になってきて、占いやグッズ、神社仏閣にお祈りして願いを叶えてもらうというふうに、他力本願的、依存的に信じる人たちが増えてきた。

 「他者中心」であればあるほど、世の中は荒れていく。
 もっとも、それも“必然“だから、悲観はまったくしていない。

 ただ、個々の人たちを見れば、もっと楽な生き方ができるのに。そのスキルを自分中心心理学は持っているのに、と思ってしまう。

 占術、占星術、霊診断の類いについても私独自の見解がある。「意識の法則」の観点から観れば、それが起こるのは、決して偶然とは言えない。

 どうしてそれが起こっているのか。明らかに不幸になるパターンで動いているのが見える。

 にもかかわらず、依存的にひたすらそれを信じている人をみると、その痛々しい姿に胸が痛むものの、それも本人が望んでいるのだと、見守ることしかできない。
 その人が信じてることは、心から懲りるまで、共時性を創り出してでも、自分の想いを遂げようとするのだと、「意識の法則」で知っているからだ。

 その秩序に、良い悪いはない。
 その秩序に「調和」するか「不調和」か。

 「調和」から外れると、悪いことが起こっているように映る。
 
 だから、一般的に占術、占星術、霊診断等で言われる「悪い出来事」に、ほんとうは「良い悪い」はない。
 これは、はっきりと断言できる。

 どうしてそうなるかを「意識の法則」からも説明できる。

 一見悪いことが起こっているように映る現象も、「私自身を知るためのメッセージ」である。

 自分自身を視ていれば、なぜそれが起こっているかが、理解できるだろう。

 信じていても信じていなくても、それを知っていても知らなくても、それは、自分のために起こる。

 だから、この「意識の法則」と6年周期リズムを把握したほうが、はるかに困難を予防できたり、避けることができるだろう。

 にもかかわらず、どうして私が6年周期のリズムについて、これまで多く語らなかったのか。(つづく)