ラジオ出演

 少しだけ、テレビとラジオの違いを体験できた。
 自分の世界と異なる世界を覗くのは楽しい。

 前回のラジオ出演のときは、勝手が違って自分としては納得いかなかった。
 何しろ密室の、誰もいない部屋でしゃべるのだから。
 シチュエーションが違うと、感じ方もまるで違う。

 だからといって、それを恥じたり責めたりはしていない。
 (もちろん、まったくないわけではないけれども。)

 納得いかないというのは、自分自身の感覚として、「どれだけ満足感を味わうことができるか」という点において。

 講演でもセミナーでもカウンセリングでも、満足のレベルに焦点を当てて、その満足度を絶えず感じている。

 (ときには、満足感よりも、肉体的疲労を感じるときもある。)

 自分の充実感・満足感が高ければ、人にそれをどう評価されようが気にならない。
「この点が、不満足だった。もうすこし時間があると、乗ってきたのに。もっと念入りにリハーサルがしたい」
 等とつぶやいている。

 と言いつつも、実は、私自身は、アドリブが好き。ぶっつけ本番のほうが、乗ってくる。

 ぶっつけ本番で満足するには、どれだけリラックスできるかにかかってくる。緊張すると、当然のことながら、頭の回転が鈍くなる。

 (むしろ暗記は私は嫌い。こっちの脳はあまり使っていない。決まったセリフは覚え辛い。)

 今回は、前回よりも気分がさらに楽だった。

 「単に慣れだ」と思う。
 何でも重ねていけば「慣れる」。
 慣れ切ってしまうのもどうかと思うが、そのときどきの感覚・感情を感じていれば、慣れ切ってしまうことはないだろう。

 今回は一色令子さんを相手役にさせていただいた。
 一色令子さんは、アナウンサーの仕事をされている。
 (ブログ『レイコの本棚』もお持ちなので、覗いてみてください。)

 とにかく今回は、一色さんのおかげで、とても充実した内容になった。とりわけ第一回は、大胆にも「6年周期リズム」について語らせていただいた。
「ラジオでこんな話をしてもいいの」
「いいんです」
 なんてやりとりがあって、実現したものだ。

 今回もまた「言いたいことが言える私」になって、“解放された私”にさらに一歩近づいています。

 ところで、彼女の一生を60年周期リズムでいくと、これからどんどん上昇していきます(よかった)。