成功する人、しない人との決定的な違い 1
成功する人。お金持ちになる人。愛し合える人。
自分の目的がどれであっても、構いません。
うまくいく人とそうでない人との決定的な違いがあります。
うまくいく人は、「目標」のほうに焦点が当たります。
うまくいかない人ほど、「人」のほうに焦点が当たります。
この分量の違いによって、成否が決まります。
原則は簡単です。
だから即、実行すれば、うまくいくでしょう。
ところが多くの人が、「理屈ではわかっているけれども、できない」となるでしょう。
例えば、あなたは、あなたの眼から「怖そうに映る人」から、自分の必要な物を借りなければなりません。
こんなとき、「目標」だけに焦点を当てることができる人は、どんなに怖そうに映る人であっても、丁寧に頭を下げて、それを借りることができるでしょう。
けれども、「人」に焦点が当たってしまう人は、どうしても、その怖そうな人の態度や表情が気になってしまいます。
怖そうに映る人に否定されれば、身を縮めて差し出した手を引っ込めるでしょう。
怒鳴られれば、怖くて「貸してください」と言うこともできません。
怖くて、最初からそれを借りることを諦めてしまうかも知れません。
人によっては、「戦闘モード」で望んで、余計に、相手の逆鱗に触れることになるでしょう。
ところが、怖いという気持ちを抱いていると、相手を気にするから、いっそうぎこちない態度を取ってしまい、「自分が恐れる通り」の結果となりがちです。
反対に、「目標」に焦点が当たる人は、相手を気にしないから、普通の態度で接することができます。
「怖そうに映る人」の眼から、そんなあなたを見ると、あなたのそんな態度が友好的に映ります。
だから、「目標達成する」確率もぐんと高くなります。
このように「人」を気にする人は、ますます人を気にして、悩みを増やしていくだけとなるでしょう。
他方「目標」に焦点が当たる人は、ますます自分の目的達成を目指し、また実現させていくことになるでしょう。
「うまくいく法則」は、実にシンプルです。
にもかかわらず、「誰もが実行できるわけでもない」のはどうしてでしょうか。 (つづく)