言葉の響き
(「お金持ち感覚を磨く」レッスンの)お金持ちの言葉。
最初の頃、読むと、右耳の奥がボコボコと音をたてて、とても、不快だった。
今日、胸に響かせること、だけに、集中して、言葉の内容じゃなくて、響きだけ、で、いい、と、小さな声で、内側に向かって、響かせてみた。
集中できたし、耳ボコボコがなかった。
こんなメールを送ってくださった方がいます。
例えば、「私は私を愛しています」
と声を出して言ってみてください。
そのとき、その言葉の響きを、自分の感覚で、どれぐらいの分量でフィットするか。その分量を計ってみてください。
その言葉の響きが、100パーセントしっくりくるという人もいれば、80パーセントぐらい馴染むという人もいれば、なんだか、違和感を覚える。言うのは抵抗がある、という人もいるでしょう。
その感覚の感じ方の分量が、「私が私を愛している」ことを、自分が受け入れている分量だと言えるでしょう。
こんなふうに、声に出してみると、自分がそれを、無意識のところで、どう認識しているかがわかります。
非常に学校で成績が良かった人も、
「音読すれば、頭にはいるから、とにかく音読した」
と言っていました。
私がこのことを学生の頃に知っていたらよかったなあ、と少し残念です。そう思うぐらい、最近は、音読って、いろんな意味で効果が高いと実感しています。
とりわけ、「お金持ちの言葉」とメールの方が言っている言葉は、誰もが深い意識の中では知っていることです。
それを、単に忘れているだけなのです。
自分の中に眠っているそれを呼び覚ますためにも、声を出したほうがいいのです。
声に出せば、知っていることなので、次第に抵抗もなくなっていきます。
繰り返していけば馴染んでいきます。
それほど、実感というのは、根底の意識から上ってくるものです。
だからこそ、繰り返すことで、その否定的な実感を塗り替えることができるのです。