意識と6年周期リズム診断 1

 今回は、少し6年周期リズム診断の話をさせてください。
 6年周期リズムには、浄化期と隆盛期があります。
 それぞれに2年間つづきます。

 浄化期は、表面的には「運が悪いこと」が起こります。
 反対に隆盛期には、表面的には「運が良いこと」が起こります。

「運が悪い時期、良い時期」という捉え方をするならば、この浄化期と隆盛期は、他のさまざまな占いの運命リズムとも一致しています。

 詳しいことはさておいて、
「隆盛期には良い事が起こるということでしたよね。でも、私は、隆盛期に、悪いことが起こっています。だから、その6年周期リズムというのは、間違っているんじゃないでしょうか」
 昨日も、こんなメールをいただきました。

 直接お会いした人からも、
「何かビックリするような嬉しいことが起こるって楽しみにしていたんですが、何も起こらなくて………」
 と言われました。

 一つは、60年周期というリズムの中にいるのかも知れません。
 60年周期にも、大浄化期と大隆盛期があります。
 それぞれに、20年つづくものです。

 20年間の大浄化期の中にいると、確かに、すべてが低調のように感じて、20年間の中の「“年”隆盛期」では、あまり隆盛期のような感じがしないのは確かです。

 ですから、隆盛期なのに低調だとしたら、その20年間の大浄化期のただ中にいるのかも知れません。

 けれども、大浄化期とは関係なく、隆盛期でも悪いことが起こっているように映ることがあります。

 どうしてでしょうか。

 それは「自分の意識」が形になっているからです。

 6年周期リズム診断が、他の占術と一線を画すのは、物事の起こりを、
「意識」という視点から捉えているところです。

「意識」という観点から捉えて初めて、私たちに起こっているさまざまな出来事の理(ことわり)が見えてきます。

 その視点からみると、物事は、決して、「運が良い、悪い」で片付けられるものではないと、理解できるようになっていくでしょう。

 それがあなたに起こるのには、理由があるのです。

 最近の私はとみに、「現実として形になる」その前に、「意識がある」ということについて、より確信をもってきています。

 言い換えれば、「意識」が現実として形になっていくためのひな形となっている、ということです。 (つづく)