感じ方を基準にしたほうがうまくいく
コミュニティ型のWebサイトが盛んになるにつれて、匿名性でのSNSでは誹謗中傷がどんどんエスカレートしているそうです。
大きくわけると、人との関わり方においては、プラスの関わり方をするか、マイナスの関わり方をするか、このどちらかです。
普段、私たちは自分が孤独であるかどうかは、それほど考えないで暮らしています。
寂しい、寂しいと言う人がいても、まったく誰とも接触しないという人は、ほとんどいないでしょう。
まったく外界との接触がないという経験をもたないために、「完全な孤独独」というのが、どれほどのものか実感が湧かないかもしれませんが、本能的に、私たちは孤独になることを非常に恐れています。
私たちは、それを回避するために“人を求めます”。
問題なのは、その求め方です。
多くの人が、知らずのうちに勝ち負けや優劣で争っています。
もちろん、勝ち負けや優劣で争っていけば、互いの関係は悪くなっていきます。
それでもやめられないのは、プラスの関わり方を知らないからです。
もちろん、プラスの関わり方ができるようになるには、プラスの関わり方のスキルを学ぶ必要があります。
このスキルについては、別のテーマなので、ここではお話できませんが、
その前に、多くの人が、「相手とマイナスの関係を築いている」ことにすら、気づいていません。
それに気づかない限り、マイナスの関わり方をやめることはできないでしょう。
では、どうすれば、気づくことができるのでしょうか。
頭で考えると、わからなくなってしまいます。
ほんとうは、とても簡単です。
それは、自分の感情にきづく。
これだけです。
そして、自分が感じる「感情のプラス・マイナス」で推し量るのです。
例えば、あなたがマイナスの感情になっていたら、これは、マイナスパターンで関わっていると、判断しましょう。
あなたがプラスな感情になっていたら、これは、プラスパターンで関わっている、と判断すればいいのです。
相手のことを憶測したり、相手を慮る必要はありません。
自分の気持ちや感情を基準にして、相手との関係を判断するのです。
自分の感情を基準にして、あなたが相手と話しているとき、あなたが楽なときは、相手もあなたに対して“楽”だと感じています。
あなたが苦しいときは、相手もあなたに対して、苦しいと感じています。
広義的には、「私」と「相手」が感じることは、同じなのです。
だからあなたは、「自分の感じ方」を信じるだけでいいのです。