浄化期に起こったこと

6年周期診断に興味のある方は、「浄化期」という言葉をご存知だと思います。

 この浄化期は年、月、日とあって、年単位の「浄化期」の期間は2年間で、この時期は、自分が抱えている問題が表面化する時期だというふうに捉えています。

 6年周期というと、まがまがしい印象を受けるかも知れませんが、私自身は、黄金率という言葉があるように、すべてにおいて、リズムや周期やパターンがあって、6年周期リズムもその一つだと考えています。

 この浄化期は、他のいろいろな占術でいうところの「悪いことが起こる時期」とほぼ、一致します。どんな占術をやっても、その「悪いことが起こる時期」が一致するという、これもまた、面白い点です。

 もっとも、自分中心的発想をするなら、その「悪いこと」は、自分を大事にするため、愛するため、自分の人生をよりよく導くために起こる、自分からの内なるメッセージであるというふうに解釈しています。

 ですから、とりわけこの時期に起こった問題は、「自分中心」なって丁寧に取り組んでいけば、浄化期を明けたとき、その浄化期の経験が、さらに飛躍的に自分の人生を発展させるための基礎になると信じています。

 実は私は、昨年の2年間が浄化期でした。
 自分を観察していると、その前の浄化期、さらにその前の浄化期と同じことが起こっているとわかります。

 ただ、その同じことが、どんどん大きくなっていくか、次第に鎮火していくかは、ひとえに「自分が浄化期のときに、どんな行動をとったか」で決まります。

 いろいろあったので言い出すときりがありませんが、一例を挙げると、浄化期の終盤になって、かなりの出費がつづきました。

 こんなことは滅多にないのですが、家や車の修理、便器の交換、暖房器具、パソコンやパソコン周辺器機等の買い換えといった、金額の張るものだけでなく、小さな出費も重なりました。

 不思議だったのは、洋服や装飾品などが買いたくなって、むしろ、積極的に買ってしまったことでした。

「買ってしまった」という書き方をしているので、多少、浪費してしまったという思いもあるのですが、どちらかと言えば、買ったことで「せざるを得なかった」ことに、苦笑してしまいました。

 我が家は、物を一つ増えると、もう、置く場所がない。
 従って、ところてん式に出すしかない。

 こんな形で、無理に家の中にあるものを循環させようとしなくても、循環せざるを得ない状況になってしまったことが、「面白い」!

 捨てたくなくても、捨てざるを得ない状況を、無意識が創ってくれた、ということになるでしょうか。

 この「ところてん式」が、服だけでなく、他の面にも作用して、さまざまな私物を整理したくなりました。

 これまで捨てられなかった過去の記事や、重要だからとプリントアウトしたまま2,3年、読み返すこともなかった情報物も、思い切って捨てました。
 本も古本やさんに4箱、段ボールに詰めて送りました。

 まさに、“浄化”的行動。

 浄化期の時期は、特に細心の注意を払って、日々の出来事を早めに早めに処理していきました。もちろん「感情」を基準にして、「私の心が楽になるため。気分が快適になるため」に。

 そして、そうやって処理していけば、確実に、肩の荷が軽くなる。

 無理をして捨てるというより、“流れ”が勝手に決めてくれるという感じ。だから無理をしていません。まさに「自分中心」の理想通り。

 だから、心残りがありません。
 むしろ、爽やかです。

 意識が変わって、身軽になった。この身軽さがいい。

 しかも、買ったものを改めて点検すると、
「お、いいぞお!!!」

 勝手に起こった循環で、しかも、グレードアップしている。

 私の浄化期は、こんな調子で明けました。

 これからスタートする浄化期の皆様。
 この時期は、特に自分の「今の気持ち」を見詰めながら、自分の心に添った行動、自分の思いを叶えて心が気持ちよく満たされる行動をしてくださいね。