自分の意識がホログラムの情報となる

 この世も自分の人生もすべて、言わば「ホログラム」のようなものです。

 サンマークの本では、この世のすべての現象を、意識が創り出すホログラムの「立体映像」として捉えて述べています。

 この現実という立体映像の情報となるのが、「感情」です。

 どうして、問題が解決しないのか。
 どうして、願いが叶わないのか。

 例えば、
「お金が貯まったら、買おう」
「お金を貯めて、買おう」

 前者と後者では、これだけで、まったく違う人生となるでしょう。

 どんな人生になるか。

 試しに、上記の二つの言葉を、「声を出して」読んでみてください。

 読みながら、どんな気持ちになるか。それを感じとることが大事です。

 どう感じるか。
「感じ方」が情報です。

 この感じ方の中には、言葉にできない情報がきっしりと詰め込まれています。

 その感じ方の響き通りの出来事が形になるのです。

 前者は、結局は、お金を貯めることができずに、買わないで終わりそうな気分になりませんか。
 なかには、恐らく無理だろうという響き、最初から諦めている響きに感じる人もいるでしょう。

 後者は、「買おう」という肯定的な意志を感じませんか。
 自分には、それを手に入れる価値があるという響きも感じます。

 こんな、たいした違いはなさそうな言葉であっても、どちらの言葉を使うかで、願いが叶うか叶わないかが決まってしまいます。

 というよりは、自分が無意識に「そうなる」と決めているので、自分が無意識に実感している通りの選択をしていく、ということなのです。
 これが「感情は情報だ」ということなのです。