「歯を食いしばる」をやめよう

「歯を食いしばる」をやめよう

 戦っている人たちは、常に、相手を心の中で攻撃しています。自分が戦っていることを自覚しても、あるいはそれがつらいと思っていても、戦うことをやめることができません。

 戦えば戦うほど、怒りが増大するだけでなく、憎しみから恨みへと発展していきます。

 そんな状態になると憎しみや恨みから、復讐心が心の中心に居座ってしまいます。

 心の中で復讐的な光景を拾うだけでなく、無意識に復讐的な言動をとってしまう。

 自分ではそれが当たり前になっているから、自分が復讐的な言動をとっているとは気づかない。

 例えばそれは、言葉だけではありません。
 鋭い舌鋒。
 激しい口調。
 厳しく怖い表情。
 そして、からだも緊張している。
 もちろん、心の中は、絶えず夜叉を抱えているような苦しさがある。

 そんな全体が、相手にどんな印象を与えているかに気づかない人も少なくありません。
 気づきたくないという恣意もあって、意識的、無意識的にそうやって復讐を果たしているとも言えます。

 もちろん、どんなに相手をやり込めても、屈服させても、そんな相手から好意や愛が届くわけではありません。

 元々愛がほしいのですから、どんなに相手を支配しても満足することはありあせん。

 もっとも、仮に相手が好意的な気持ちで言葉を投げかけたり、好意的な態度をとったとしても、相手を信じていないために、相手の心や行動を裏読みしたり、斜めから見て、そんな相手に対しても「下心があるんじゃないだろうか」と悪いほうに解釈してしまいます。

 そんな状況にある人は、まずは、歯を食いしばることをやめてみましょう。
 歯を食いしばると、いっそう「悔しい気持ち」が募ります。

 いつもいつも、歯を食いしばっている必要はないんですよ。

 たとえ話で言っているわけではありません。
 実際に、顎に力が入っています。
 入れる必要のない力です。

 力を抜くのもレッスンです。

 まず、顎に力を入れて歯を食いしばります。
 次は、一気に、その力を抜きましょう。

 どうでしょうか
 歯を食いしばるのをやめるだけでも、心が少しホッとしません。

 ほっとするのは、いまあなたが、自分の身体と心を労ってあげたからなのです。

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