責任について

読者から、こんなメールがありました。
・・・・
メルマガや本、楽しみにしています。

先日、新生活を始めてから体調がよくないという話
をメールに書きました。

心身共にかなり消耗していました。
いろいろと予定がありましたが、何とか乗り切ることができました。

派遣社員の話は、私も派遣社員だった時があり、なるほどと
思いました。そして、結婚についても同じことが言えると感
じました。

過去の自分は「責任」を過剰に考え、正社員になることや結
婚を恐れているために、それらが実現しなかったのですね。

少しずつ「選択の責任」を見極めることができ、責任を取る
恐れが減ってきたので、正社員や結婚の機会がめぐってきた
んだなと思います。

今でも責任を過剰に考えて、気が重くなることがあります。
特に結婚は、親戚や友人、会社など、関わる範囲が広くなる
せいか、プレッシャーを感じます。

現実は、気が重くなるようなことはあまりないのです。
彼のご両親は、いろいろと気遣って優しくしてくれます。
とてもいい人達です。

もっと楽になれたらいいな、と思います。
私も「嫌なことはしない。自分を優先する」を、小さな所か
らやってみたいと思います。

(一言コメント)
「自分を優先する」ために不可欠なのが、言葉です。
 まず自分が楽になるために表現する。
 争いにならない自己主張があります。
 自分も相手も傷つかない表現ができます。

それができない人たちが、争っていくのです。
無意識の視点から言うと、多くのメリットがあります。

といっても、そのメリットは、
死ぬまで有効というわけではありません。

争うことで、人のせいにして、無責任でいられるとしても、
それによって失うものも、沢山あります。

だから、いま、争っている人たちは、
仮に勝ったつもりでいても、
実は、多くのことを「失っている」のです。