彼と別れたいのかどうかわからない Sさん

いつも、石原先生の本を読んでいます。
先生の6年周期に興味があり、本を読んでいます。

実は、来年から浄化期に入ります。先生の本によると、
浄化期に入る一年前から浄化期に起こるであろう人生の課題が
示されるとのこと。

現在6年間付き合っている彼がいます、
今、別れようかと思っています。
自分の気持ちに気付かない生活をずっとしてきたため
本当の自分の気持ちがよくわかりません。

先生の自分中心心理学を学んでから自分の気持ちに
気が付けるよう気をつけて生活しています。

でも本当に別れたいのか別れたくないのかがよくわからないのです。

彼とは、気持ちが通じ合わないような気がしますし、
ちょっとしたことから不信感を抱くようになっています。

来年から浄化期ということから、はたして、いま別れていいのか…。
ただ単にそういう気持ちになる時期なのか…。

きっと、自分の本当の気持ちに気が付きなさいと
言われるかと思いますが、
これが、浄化期に私が学ばなければいけない課題なのかどうか・・・?

自分の気持ちに正直に決断すればいいと分かっていながらも、
浄化期の一年前であるということが気になっています。
6年周期もまだ、よく理解しておらず、漠然とした相談ですみません。
アドバイスがいただければと思います。よろしくお願いします。

(返信)
今回は、6年周期リズムも含めてお話します。

6年周期も、自分のあらわれの側面として、捉えています。

付き合って6年ということでしたら、
隆盛期前後に知り合ったと言うことでしょうか。
出合いとしては、悪くありませんね。

形のあらわれとしては、例えば、隆盛期に知り合って、
隆盛期間で終わってしまう恋愛もあります。隆盛期だから、
自分の願いが叶ったということでしょう。

次に、6年という1サイクルが、一つの目処(めど)となります。

そこでまた、自分に問う出来事が起こります。

浄化期前になると、そろそろ浄化期にあらわれるだろうものが、
前の年にも見えてきます。

Sさんが、彼にこだわって悩んでいるとしたら、
彼との関係の改善したい点、解消したい点、恐れている点等が
表面化していくでしょう。
表面化するというのは、多くの場合、マイナスの形で、
ということになります。とりわけ浄化期でしたら、
一見悪いことが起こっているように映ると思います。

だからといって、「じゃあ、別れよう」と、
短絡的に決断するものでもないと、私は思います。

悩むというのは、まだ別れたくない、
あるいは別れられない何らかの理由がある、ということです。

自分中心心理学では、
この「まだ別れたくない、あるいは別れられない」理由を
探っていきます。そこに、自分自身を愛するためや、
解放するためのヒントが隠れているからです。

無理に別れなくても、無意識の部分でも、別れたい分量が多ければ、
別れるための問題が次々に起こってきます。ですから、
気持ちを断ち切るように、無理に、いますぐ別れることもないのです。

むしろ、今年あるいは来年からの浄化期の間に、
「自分を愛したりないところ」に気づいて、
それを改善しようと努力されたほうがいいと思います。

何を改善するか、その具体的なポイントを知ることができるのが、
6年周期リズムであり、自分中心心理学なのです。

今できることを、少しずつ、やっていけば、急がなくても、
自ずと結論は出てきます。
「別れたほうがいいかどうか」などといった
思考で漠然としたとらえ方をするよりも、目の前の、
小さな出来事に対して、あなたが、
自分を愛するためにできる小さな“行動”をしてください。

その結果、しがみついているものを手放したほうがいい
場合もあります。
というより、自然と、自分の意志で、そうしたくなるでしょう。

「~したほうがいい」ではなく、自分自身が、
自分を愛することができる行動を自らとっていけば、
次第に、「~しよう」という決意がついています。

それはまた、自然な形でやってきて、
強引に終わらせることもありません。

頭で決めることではなく、行動で、体験し実感していけば、
次第に、自分の心が決まってくるものなのです。
「そのための行動」としてほしいものです。