罪悪感を消すレッスン 

あなたが必要以上に罪悪感を感じているとしたら、
それは、あなたが自ら、
「私は幸せになってはいけない」
と決断していることと同じです。

もしあなたが、
「他の人が不幸せだったら、私も幸せになってはいけない」
「みんなが苦労しているんだから、私がラクをしてはいけない」
「人が一生懸命働いているときに、
私だけ楽しい気持ちで仕事をしていたら申し訳ない。
私もみんなと同じように、苦しみながら仕事をしなくてはいけない」
こんなふうに感じるとしたら、
あなたは、過剰な罪悪感に囚われています。

世の中のほとんどの人が、すべてにおいてうまくいくことを望み、
目指しながらも、無意識のところでは、
「私は、経済的に豊かになってはいけない」
「私は、お金持ちになってはいけない」
「私は、仕事が順調に行ってはいけない」
「私は愛される資格はない」
「私は成功してはいけない」
と自分に言い聞かせています。

あなたの今の生活が、実際にそうなっているとしたら、
それは、あなたの中に、罪悪感が強くはびこっているからです。

ほんとうに、奇妙な話ですね。
幸せを望みながら、無意識では、
そうならないように自分を罰している、なんて、ね。

もしあなたが、
「そんなことはない。俺は罪悪感なんて、
これっぽちも、持ってないよ」
と言いながら、実際には“うまくいっていない”としたら、
それは単に、あなたが、
自分の中にある罪悪感を自覚していないだけです。

あるとき、あなたに、とてつもない幸運が降ってきたとしましょう。  
けれども、あなたの中に、強い罪悪感があるとしたら、
それは決して長続きしないでしょう。

なぜなら、あなたのその強い罪悪感が、
それを失う方向へと導いていくからです。

「望むもの得る」ことに、あなたが心からオーケーを出すには、
「罪悪感を
消していく」は必須です。

いまは、とりわけ、コロナウイルスの影響で、
心理的にもネガティブになっています。

自覚していないと、知らずのうちに、
ネガティブな意識になっているのが当たり前になってしまうでしょう。

例えば、ソーシャルディスタンスをとるという同じ行動でも、

「感染するのが怖い」と実感しながら、
恐れながら人を避けているのか、
「感染しないために」という自覚をもって、
避けるという行動をしようしているのか。

あるいは、だんだん、慣れてくると、
ソーシャルディスタンスが当たり前になっていくかもしれません。

こんな意識の持ち方の違いだけで、未来は違ってくるのです。