相手に教えてあげよう 「読者の声」から

朝、ごみを捨てた。
自分の分と、台所のごみも、ごみ捨て場に運んだ。

帰ってきたらすぐ、母が、
新しい袋が、ごみ箱にセットされていない、
ごみを捨てたら、
新しい袋をセットするのが当たり前でしょ!!
と、怒鳴った。

それもそうだ、と、私は、思ったが、
言い方が、気に入らなかったので、

「ごみを運んだことについては、ありがとう、でしょ。
ついでに、袋もセットしてくれたら、もっと助かる。
と、言ってくれたら、私も、気持ちよく、
そうだなぁ~って、思える」
そう、言い返した。

「でも、袋をセットしてないでしょ!!」
と、また言ったので、
「ごみを運んだことに、何も思わなくて、
不満のところだけ、指摘するなら、もう
台所のごみを運びたくなくなる」
と、私は、言った。

「もう、アンタは、いちいちうるさいんだから、」
と、母は返事をしたが、口調は、おだやかに、戻った。

(一言コメント)
自分中心の自己表現法を知らない人には、
「こんなふうに言ってね」と実演してみせてあげる。
それで相手も学びます。

要は、知らないものは、学ぶしかないのです。
言い慣れないのであれば、単に、トレーニングするだけです。