嫉妬してしまう(2)

認めれば、「もっとできるようになろう」と努力したくなります。
認めないと、嫉妬心を燃やしたままです。
嫉妬している状態で、何もしないでいることが、
嫉妬をエスカレートさせる、もっと好ましくないパターンです。

物理的に、嫉妬の対象物から離れることも、一策です。
例えば、嫉妬心の強い人がお笑い芸人になりたいと
思っているとしたら、テレビを観るたびに、
嫉妬心に駆られる時間が多くなります。
だったら、テレビを観る量を減らす、というふうに。

嫉妬する対象が親友だったりするときは、
その人にとっては密着し過ぎですから、
付き合い方の量を減らすなどして、距離を置く
というのもいいでしょう。

こんな親友の場合、自分が嫉妬するだけでなく、
相手のほうも「あなたにライバル意識を抱いて」いて、
お互いに、嫉妬心を煽っているものです。
相手がそうさせていることにも気づきましょう。

あなたは気づかないかも知れませんが、相手もあなたに
ライバル意識を抱いていて、あなたの気持ちを煽っているのです。
こんな「関係性」にも目を向けてみましょう。 
その感情は、自分のせいだけではない、
と気づくのではないでしょうか。 
                    つづく