支配とコントロール、自立と責任  Mさん

こんにちは。

皆様は、いかがお過ごしでしょうか。

石原加受子先生の本で、
昔、こんな本がありました。

「自分の気持ちがわかる18の方法」

この中で、特に、印象に残っているのが
「支配とコントロール、自立と責任」です。

皆様は、唐突ですが、
どちらを選びますでしょうか。

支配と言うと、相手を意のままに、操る。

相手を思い通りにしたいという、
思いですよね。

文字通り、コントロールです。

そこには、人の意志や気持ちや感情を
認めていないという意識が働いていますよね。

しかし、自立と責任については、
いかがでしょうか。

自立とは、自分の責任において、
できることから、始めてみるという意識が
現われていますよね。

その名の通り、自分の責任を
果たしているのは、
おわかりいただけますでしょうか。

相手を思い通りにしたいというのは、
支配とコントロールです。

一方、自分の責任で、
自分のやりたいことを果たしていくのは、
自立と言えるでしょうね。

責任を果たしています。

責任と聞くと、受け止められないとか、
嫌だなと感じる方も大勢、
いらっしゃるのかもしれません。

それは、責任を重く受け止めたり、
能動的に、動きたくない方の気持ちの
現れとも言えるでしょうかね。

しかし、本来、自分のやりたいことを
やるのに、人の許可を取ったり、
顔色を伺ったりしなくてもいいものでも
あるのです。

これは、わがまま放題、やりたいことを
人に構わず、突き進めていこうというものでは、
全く、ありません。

それとは、異なることなのです。

自分が選んで、選択したものだけに、
責任を取れば、いいものなのです。

そこには、責任を果たした充実感が
あります。

また、達成感も感じることでしょうね。

人は、皆、自分のしたいことを
したいという、文字にすれば、
ものすごく、当たり前のことを
したいという欲求を持ち合わせています。

それをするのに、罪悪感や、
人目を気にする必要は、
まるで、ないのです。

そこには、支配やコントロールは、
及びません。

自分の責任で、したいことを
選んで、やっていることなのですからね。

もしも、そこで、人と、一触即発になったり、
ぶつかったりするのであれば、
それは、やり方が強引であったり、
自分の主義主張を何が何でも、
押し通すという支配性が存在しているのでしょうね。

ですから、相手の思惑や感情を気にならなくするためには、
自分の意識や行動、振る舞いに焦点を当てる必要が
あるのでした。

いかがだったでしょうか。

世の中のほとんどの言動や振る舞いが
支配やコントロールに砕身していますよね。

そんな中でも、自分の意識に焦点を
当てられるのか。

そんなことが問われている世界に、
今、私たちは、生きていますよね。

自分中心と他者中心。

支配とコントロールを手放して、
自分のできることから、
始めてみませんか?

やりたいことをやった時に、
味わえる世界は、きっと、
相手を思惑通りに、動かせた世界よりも、
遙かに、感じられる感情は、
質が高いものだと言えるのでしょうね。

そんな世界を生きる方々が
望む世界を生きていくのだろうと
確信しています。

長くなりましたが、
私は、自分のやりたいことを
自分の責任において、
実践していきたいと思いました。

それこそが本当の意味での
自立だと思えるのです。