脳幹タイプと感情脳タイプの会話   Mさん

感「ねえ、ねえ。庭に蝉の抜け殻が
  20個くらいあったよ。すごいねえ!!」

脳「毎年、うちは、蝉の抜け殻が
  100個くらいある。
(そんなものは、たいしたことがない)」

感(感動した気持ちを伝えたかっただけなのに。
  蝉の抜け殻の数の正否なんて、どうでもいいんだよ。
  本当に、人の気持ちがわからない人だ)

いかがだったでしょうか。

ここで、感情脳タイプの人は、
自分の感動を伝えているのですが
それが脳幹タイプの人には、
わからないようですね。

では、感情脳タイプの人にとっては、
何が正しかったのでしょうか。

答えは、こちらです。

○「ああ、そう。すごいねえ。そんなにいたの?
  じゃあ、今度、一緒に、数えてみようか」

ここまで、来れば、満額回答ですね。

こんな会話で、感情脳タイプの人は、満たされます。

脳の機能って、役割が色々あるみたいですね。

これまで、生きるか死ぬか、食うか食われるかに
囚われていた人達は、そんな見方をしている人たちが
いることに目を向けてみてください。

善悪、正誤、勝ち負けを
争うだけが人生では、ないですよ。

そんなの甘ったるいって?

あなたの人の気持ちがわからない所は、
そういう所ですよ。

「一緒にいて、嬉しい。幸せだ」

そんな高次の回路が開かなければ、
あなたと爬虫類の生き方は、
どこが違うのでしょうかね。

全脳タイプを目指している感情脳タイプのMがお伝えしました。