コミュニケーション能力が低い

     明けましておめでとうございます
     昨年中は大変お世話になりました
     今年もよろしくお願いいたします

昨年を通して思ったことは、私たちは普通にコミュニケーション
しているようで、「実は、たいして、していないのではないか」
ということでした。

一方が喋っているとき、他方が耳を傾けているかというと、
そうでもありません。

相手の話に、どんな気持ちになったのかといった
共感的な言葉を口にするよりも、すぐに自分の言いたいことの
本題に入ろうとします。

相手の話を聞いて、理解したり納得できたり、
自分の気持ちが変わったりするということもなく、
ただ、自分が喋りたいだけで、そのチャンスを待っている、
という感じの人たちも少なくありません。

これは、一つはコミュニケーション能力の問題でしょう。

日常生活の中で、普段からの、コミュニケーションをとる
トレーニングを積んでいない、と思い知らされことが度々でした。

他者に対する信頼感が育っていなければ、相手の言うことは、
ことごとく「自分を否定している」と聞こえるかもしれません。

そしてまた、そういうふうに受け止めるから、
相手の言うことを遮ったり、押し返したりする。

また、相手とゆっくりとキャッチボールをするという経験が乏しい、
あるいは、私たちはそんな時間を重視してこなかった、
ということもあります。

コロナ禍の悪影響もあるでしょう。
ただでさえコミュニケーションが不足しがちな社会である中、
さらにコミュニケーションの機会を無くしていった……。

さきほども、人間の脳と脳をつないで、相手の思考をよみとる、
テレパシーにも似た技術が実現可能だという記事をみました。
これが実用化されれば、それを必要とする人たちにとっては、
朗報でしょう。

けれども、昨今の科学は、例えば人間の精神や心を無視して、
人間を「精巧な肉体マシーン」のように扱っているようにも
感じてしまいます。

肉体を機械のように扱って、人工的なものだけに頼っていけば、
必ずどこかにゆがみが生じるでしょう。

どんなに文明が発達し、科学が進化したとしても、
心の通い合い、心のふれあいといったものが「死語」に
ならないような社会であるべきです。

“心が通い合う会話”。

誰もができていそうで、できていない。
一見古くさく感じるジャンルに取り組むことが、
今年の抱負といったところでしょうか。

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