共時性   Mさん 

今朝、ゴミ出しの時に、
若い女性に挨拶された。

その人のことは、
見たことあったが、
初めてのことだった。

コンビニで、店員の女性と
一緒に、笑顔になった。

お金だけ、払って、
品物を受け取らずに、
帰ろうとしたからだった。

その人もお礼だけ言う間柄だったが
今日、初めて、話した。

何かが起きている。

いつもとは、違う何かが。

そう言えば、昨日、こんなことを
呟いた。

「無条件の愛だなあ」

そう、これが無条件の愛なのだ。

無条件と言うくらいだから、
そこに、条件は、存在しない。

「無条件の」愛なのだから。

それを人といて、体験することが
できたのだ。

「ああ、この感覚、以前から、
欲していたものだったのかなあ」

自分がそう願わないと、
手に入らなかったもの。

取引でも条件付きでもない、
無条件の愛。

とても、いい体験をすることができた。