◇「今」しか存在しない  

私は原稿を書くとき、ワードを40字の35行仕様で書いていますが、
ワードは、数ページを同時に出すことができます。
1ページ文だけ出して書いていたときには気づかなかったのですが、
画面に2ページ分を出して文字打ちすると、
改行する度にもう1ページのほうの画面も「行」が動きます。

私自身は、これを当たり前だと思えずに、驚きの目で見ていました。

行数が変わるたびに、瞬時に変わる。
(ただ、実際には、瞬時に、というふうに見えるけれども、
情報伝達の時間あるために同時にではない。)

1ページを出していたときには、こんなふうに全体が
ほぼ一瞬にして変わるのだという瞬間を目撃することは
ありませんでした。

1ページの使用だけのときには、
2ページの世界があるとは知らなかった。
もちろん、画面のページを2ページ以上の複数枚に増やしても、
同じように瞬時に動く。

再び、文字打ちするために1ページの画面にもどせば、
全部のページにこんな変化が起きているなどと想像することは
ほとんどありません。

自分中心の概念も、こんな感じです。

自分の一つの行動が、自分の人生の全体に影響を与えています。
だから、一つの行動が変化して、それを続けていって、
やがてそれが自分の中に定着するようになっていけば、
すなわち全体が変わります。

ただ、このワードの画面に関して言うと、いま、
1ページで文字打ちしているとき、他の画面は、本当は存在しません。

2ページの画面も影響を受けているだろうと思うのは、
本当は、自分で想像しているだけです。
それは、2ページ分の画面を出したときに、
改行したとき全体が動いたことを目撃していることで
推測しているだけのことです。

けれども実際には、2ページ目、
あるいはそれ以降は存在していないのですから、
影響を受けているわけでもないと言えるでしょう。

実際に2ページ仕様にしたときに、その姿が目撃されるだけです。

人は往々にして、「今」に生きるよりも、
「過去」に囚われ、「未来」を予測しては不安に駆られます。

1ページだけで文字打ちしているときは、そもそも、
2ページ目以降に影響を与えているかもしれないと考えたとしても、
実際には、2ページ目以降が存在するかどうかすら
不確定であるのです。

だから、本当は「今の瞬間しか存在しない」。

こんなワードの話でも「過去・現在・未来」とが
同時に存在すると言われていることと共通する、
ということの一部を感覚で触れたような気がしました。

まさにそれは「今、目の前にあることを」の、
自分中心の概念と共通する、とも思いました。

だからこそ「今」が大事なのです。

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頭であれこれ考えるより、実際の方法論を実地で学んだほうが早い、
と思います。

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