良純さんが語る父親の実像
石原良純さんが、父親慎太郎さんの最期の話をされています。
慎太郎さんは、常に話題の人でした。
多くの方が、そこそこに長生きされたし、ギリギリまで作家活動を
されていて、「素晴らしい人生で、大満足されているだろう」と
思っているかもしれません。
本人がそれを実感できれば、とても幸せで満ち足りた人生だったと
感謝の念が湧いてくるでしょう。
感謝の念というのは、自分に対する愛とも言えます。
メルマガにもときどき書きますが、
日々、満ち足りた気持ちで暮らしている人は、年輪を重ねるほどに、
心も穏やかに寛大になっていくでしょう。
もしあの世があるとすれば、あの世に持って行けるのは、
この世で(社会的な)何を得たかではなく「どう生き方か」でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=5VXkZ7nbWCA
ずっと、怒鳴っていた。
とても一緒に暮らせない人だった・・・・。
聞き手のひろゆきさんの表情も微妙。
本人は、死んだら終わり、「無に帰す」と信じていました。
慎太郎さん自身は、辛かったでしょうね。
怒鳴っていれば、自分と向き合えません。
ただ、最期の瞬間に、正面を見上げて、穏やかに逝かれたとか。
最後の最後に、救われたのかな……。
亡くなる人のほぼほとんどが、その瞬間に、
安らかな幸福に満ち足りた表情になるそうですよ。
どうしてだと思いますか。
肉体的視点で言うなら、死ぬ瞬間、これまで体験したことのない
「快楽物質」で全身が包まれるからだと言います。