心を感じる自分でいたい

今の社会は、「心を感じられる」人たちが、
社会で生きづらさを覚えて喘いでいます。

厳しい環境を乗り越えるために、心を捨てて、従うか。
心を感じれば、あまりにもつらくて、
その思いで潰れてしまいそうになる。

もしあなたが、どちらも嫌だと思うのであれば、自分の心を感じ、
そしてそれを受け止めながら、自分の心に沿った生き方、
自分が満足する生き方を果敢に選ぶか。
そんな強さをもてるかどうか、です。

たった数年で、自分たちの信じていたことが、
一体なんだったのだろうかというようなことが、
次々に起こっています。

自分たちがこれまで信じてきた倫理や道徳や良心が
いきなり通用しなくなって、
どう対応していいのか、どう生きたらいいか。

これから何を指針にして、何を信じていけばいいか、
そう思う人も多いのではないでしょうか。

まだまだ、これから、どうなっていくかわかりません。
多くの予測では、いまの状態、あるいはさらに悪くなる状態が、
2025年までつづくそうな。

予測というよりは、すでに決められた計画に沿って世界が
進んでいる、という捉え方もできます。

しかしそれは、いずれにしても、私たち一般人が望むような未来像
ではないでしょう。

世界の話など、自分にはたいして影響も及ぼさないように
思うかもしれませんが、そうではありません。

それらは絶えず、私たちの無意識にインプットされていきます。
まさにマインドコントロールと言えるでしょう。

まさに今、どんな未来にするかは、
「今、自分たちが見聞き」して、それを“どう感じるか”で
決まっていきます。

社会のあるいは世界の急激な変化や、
テクノロジーの“半ば強制的な進化”に心が抵抗し、何を指針にし、
何を希望にして生きていけばいいのか、
暗澹たる気持ちになってしまうかもしれません。

長年に渡って私たちにインプットされた負の意識を、払拭するのに、
どれだけの時間がかかるのか。

例えば、第二次世界大戦はすでに遠い話
のように思うかもしれませんが、戦中だけでなく
戦後を体験した人たちは、自分の人生に、
未だその影を落としています。

そういう意味では、未だ戦前の
大日本帝国の亡霊に取り憑かれている人たちも、
個々それぞれに、過去のその傷を癒やせないままでいる、
ということが言えるでしょう。

一度つらい体験しただけでも、それを取り戻すには、
膨大な時間がかかります。

気づいていてもいなくても、私たちが負っている過去の傷みは、
それが形となってあらわれます。

未来がどうなるかは、自分の「今の意識」で決まります。

日本中にあらゆる意識が渦巻いている状況だからこそ、
自分の軸を持って、自分を信じ、そして、可能な限り、
自分の心に沿った生き方、自分が満足する生き方をする、
と心に決めてほしいものです。