リッキーガット症候群(腸漏れ)で悩んでいませんか

アレルギー、アトピー、肌疾患、下痢、便秘、ガス溜まり、精神疾患の原因の一つは腸漏れ

【腸もれ症候群の方の症状】
• 食物アレルギーがある
• お腹が弱く、下痢や腹痛を起こす
• いつもなにかしら不調である
• 原因不明の病気に悩んでいる
• パン・パスタ・ピザ・うどんなど「小麦食品」をよく食べる
• 炭水化物や甘いものが好きである
• 食卓に野菜やサラダがなくても気にならない
• 普段、野菜や海藻、きのこを余り食べない
• 生鮮食品よりも加工食品を食べることが多い
• スーパーで、食品成分表・産地を確認しない
• 良く抗生物質を服用する
• 頭痛・生理痛で鎮痛剤をよく服用する
• 仕事や人間関係でストレスを抱えている
• 生活不規則で、睡眠不足である
• 家の中が清潔に保たれていないと気がすまない
• 除菌グッズや除菌スプレーを頻繁に使用する
• 年中、風邪を引いている
• 疲れがとれず、慢性的な疲労感がある
• チョットしたことでイライラしたり、落ち込んだりすることが多い

上記の原因の一つは日々の食事が原因で「腸から菌が漏れる」場合に起きることがあります。

腸から菌が漏れるとは
「腸漏れ」は「漏れる」という意味のリーキーと「腸」という意味のガットの二つの文字が組み合わさって「リーキーガット症候群」と言われています。

「腸漏れ」とは、腸内の粘膜に隙間ができ、そこから毒素や細菌、未消化の食べ物などが血液中に漏れ出る現象です。

本来腸で排除されるべき様々な有害物質が体内に入り込み、血管を通り身体のいたるところに運ばれ、行き着いたところで炎症を起こすことにより、肥満、糖尿病、肝臓病などに代表される生活習慣病や血管障害・ガン・アレルギー、パーキンソン病、うつ病の発症や進行とも関係していると考えられている。

最終的に(脳漏れ)脳細胞の機能障害を起こすために、多くの学校に行けない子供たち、働けない大人たち、認知症患者を多く発生させているのではなかろうか、と現代医学では危惧されている。

タモリと京大のノーベル賞受賞者・山中伸弥先生が出演されて構成して出来たNHK特集の健康シリーズの中の「腸」に関するものの中で、多発性硬化症の患者の腸内細菌叢を調べたら、悪玉菌のウェルシュ菌(クロストリジウム菌)の割合がすくなかった。検査の結果、クロストリジウム菌によって作られる炎症反応を抑えるリンパ球の中のTレグ (Treg)細胞が少ないことが分かり、食物繊維の量を増やすことによって病気が改善したという。
3種の免疫細胞
1. キラーT細胞でこれは、戦闘員にあたる。
2. ヘルパーT細胞は免疫システムの指令塔にあたる。
3. 制御性T細胞(Tレグ・Treg)は、なだめ役にあたる。短鎖脂肪酸が増えるとTレグ細胞が増えて、炎症を抑え、状態を改善する。

腸のバリア機能は、①細胞同士を隙間なくくっつけるノリのような「タイトジャンクション」と、②腸管を覆う粘膜である「ムチン」の2つから形成されています。

「リーキーガット症候群」は、腸内細菌のバランスが崩れることでこの腸管バリア機能が損なわれることにより発生します。

腸管粘膜が薄くなり、細胞同士を繋げるノリが溶けて、腸に穴が開いた状態がリーキーガットの状態。
「リーキーガット症候群」による身体の不調
「腸漏れ」は心身へのストレスやアレルギー反応などから、腸が不調に陥り、腸の細胞と細胞の間に穴があくことで起こると考えられています。

そうした穴から血管に入るべきではないものが入り込むだけに、下痢をはじめ全身の不調となり、日常で感じる倦怠感から慢性疾患、難病に至るまで、多くの疾患につながるともいわれています。
・下痢・お腹が張る・おならが多いなど腸の不調・アレルギー・肌荒れ・アトピー・関節痛・PMS
(月経前症候群)が重いなど多岐に渡ります。

もしあなたがこれらの症状に悩んでいるのであれば、もしかすると原因はリーキーガットにより、腸からさまざまな物質が漏れ出ているかもしれません。

リーキーガットの問題点
リーキーガットの問題点はこの腸にできた穴から、腸内細菌や菌の作り出した毒素、老廃物が漏れ出すことなんです。

腸から漏れ出したこれらの成分は、血液を通り皮膚や各臓器へと運ばれます。
結果、体の免疫システムが反応し、攻撃を始める。これがアレルギー症状や、体の各所での炎症を引き起こし、その結果、下痢、疲労感、免疫力低下、動脈硬化、自己免疫疾患など、さまざまな症状として現れてしまうのです。

リーキーガット症候群のその対処法
腸のバリア機能を高めるためには、腸管を覆う粘膜「ムチン」と細胞同士を隙間なくくっつける「タイトジャンクション」を強化する必要があります。 ①強い腸管粘膜「ムチン」を作るために
実は、腸内にはもともとムチンを増やしてくれる相性のいい菌が存在しています。
その菌の名前は「アッカーマンシア ムシニフィラ菌」

アッカーマンシア ムシニフィラ菌とは
胃や腸などの消化管の粘膜表面は粘膜がむぎだしになっているわけではなくムチンという粘性物質に覆われ、細菌の侵入などから保護されています。

オランダの著名な微生物生態学者の名前(アントーン・アッカーマンス)と、「ムチンを好む」という特徴から、この細菌はアッカーマンシア ムシニフィラと名づけられました。

アッカーマンシア菌はムチン分解菌ですが、ムチンを産生させる役目もあり、腸内で繁殖すると、腸の壁の厚さが増し、ムチンが増え、糖類が身体に吸収されることが妨げられることにより痩せる作用があると考えられています。 また、同時に厚くなったムチンが腸内で発生した炎症物質の腸内侵入や細菌やエンドトキシンの腸管内粘膜への侵入を防ぐために、同菌の増加は、全身の抗炎症作用があると考えられています。 このムチンの存在は食物繊維が不可欠です。

欧米の食生活は食物繊維が少なく、食物繊維飢餓という非常事態に際して、さまざまな腸内細菌が、自らの生存のために、生体防御として非常に重要な粘液層を消化しながら粘液層を破壊してしまいます。

欧米型の食事は消化管内ムチンを減少させ、アッカーマンシア菌を減少させてしまうのです。食物繊維(こんにゃく、山芋、海藻、きのこ等)とアッカーマンシア菌を増殖させる粘膜層を強固にする

※特許取得(元東京大学大学院教授宮本有正)スパークリングプラチナパウダーを一緒に摂ると効果的です。通称「プラ汁」と呼んでいます。

そのムチンのゲル層は、胃では厚く全面を覆っていますが、小腸では薄く断続的となり、大腸では再び厚く全面を覆るようになります。
ヒトの場合、ゲル層の厚さは、胃と大腸では数百 µm から 1 mm 近くになるとされています。
アッカーマンシア ムシニフィラ菌の特長
〇生後まもない乳児の糞便中に検出、1歳児で成人と同じレベルの9割に達する

〇腸内細菌数の1から4%を占める、善玉菌の一つ

〇魚油食の方が増殖しやすく、動物性油ヤードなどは逆に減少する

〇抗生剤に弱く、それゆえの副作用が出る(肥満など)

〇体内で吸収しない人工甘味料(アセスルファムカリウム、スクラロース、サッカリン)を使用すると減少する

〇抗炎症作用や、抗肥満、血糖降下作用のみならず、近年、抗悪性腫瘍剤の PD-1 阻害剤の作用を増強させる作用もあり、肥満や糖尿病との関連性が指摘されている

〇痩せ菌なので、ダイエットに効果がある

【リッキーガット症候群に繋がる食事】ムチンを減らす食事習慣
① 食物繊維不足
ハンバーガー、ピザ、ハンバーガー、ポテトフライ、パスタ、パン、粉もの(お好み焼き、たこ焼き)、ラーメン、焼きそばなど。ジャンクフード、死んだ食べ物と言われる加工食品、上白糖、白い小麦粉、冷凍食品、高脂肪な食事等。
水溶性食物繊維がほとんど含まれていない為、腸内細菌が飢餓状態に陥ってしまいます。
そうすると、なんと腸内細菌が腸の防御に大切なムチンを食べ始めてしまい、腸管粘膜の損傷を引き起こしてしまうのです。

② アルコールは腸内細菌の餌を減らす
アルコールにより、脂っこい食べ物に含まれている「長鎖脂肪酸」※乳酸菌の餌が少なくなる。
アルコールはムチンを減らすだけでなく、乳酸菌も減らし腸内細菌バランスの悪化も招く。
※アルコールを飲む場合は悪玉菌を無毒化してムチンを減らさないようにスパークリング
プラチナパウダーを一緒に飲みましょう。
③ ジュース等に含まれる「果糖ブドウ糖液糖」
果糖ブドウ糖液糖は清涼飲料水などに多く含まれています。
④ 痛み止め薬
痛み止め薬もムチンを減らしてしまうものの一つ。使いすぎには注意をしてください。
⑤ 薬剤の服用(病気ではないのに感染症予防などで誤ったお薬の服用)
⑥ 歯周病菌
歯周病の原因となることで有名な歯周病菌。実は、この菌は歯周病の有無にかかわらず誰しも持っています。唾液を通って腸まで流れていった歯周病菌は免疫のバランスを崩し、炎症を起こす物質を増やす原因となることがわかっています。 腸に炎症が発生し、ムチンの量が減ってしまうのです。歯周病菌を減らすためには口腔内のケアが大切。

⑦ ストレス ストレスはムチンを減らす為、好きなことや趣味を行いストレス発散しましょう。
⑧ 激しすぎる運動
適度な運動は腸内細菌にとっても有用であることが数々の論文によって示されています。
ただ、その運動も度が過ぎるとムチンを減らし、リーキーガットの原因になってしまいます。

細胞同士を隙間をくっつける「タイトジャンクション」
私たちの体の表面は細胞のシートによって覆われていて、体の内部を外の環境から守るバリアとして働いています。

このようなバリアを作るために、腸管粘膜のムチンとタイトジャンクションと呼ばれる接着装置が細胞と細胞を密着させて細胞同士の隙間を塞いでいます。

タイトジャンクション(tight junction)とは、隣り合う上皮細胞をつなぎ、有害物質が侵入するのを防いだり、大事な物質が漏出するのを防ぐ役割があります。まさに細胞をバリアする役割を果たしています。

腸内は腸漏れが起きない便利なシステムで成り立っている
腸には全身のリンパ球の8割が集まっているのでたくさんの免疫細胞があり異物や体に悪いものを排除しています。
腸管内は腸管粘膜ムチンと細胞と細胞の隙間をしっかり繋ぐタイトジャンクションで悪いものが入らない様にがっちり仕組まれています。

腸漏れが起きない便利なシステムになっているのです。

しかし、腸の細胞と細胞はきっちりと閉じられていては、栄養素を体内に取り込むことができません。そこで「ゾヌリン」という物質がこの細胞のつながりを「適度に」緩め、栄養を体内に取り込みやすくしています。

つまり、腸は、腸管内に侵入を防ぐ役割と腸管内に摂り入れるもの、つまりいい物と悪いものを選別して吸収・排泄をしているとても便利なシステムになっているのです。 そして、腸内細菌は食べたものから消化されたものを吸収しやすいように分解し、また酵素やビタミンなども産生して体にいい物を取り込む手助けをしています。

様々な種類の野菜→豊富な食物繊維→発酵食品の摂取→腸内善玉菌の増加→ルチン増加→タイトジャンクションとゾヌリンのバランス強化→免疫力アップ→下痢など病気に負けない丈夫な身体となります。
                    (製造元からの情報です)