迷うことはありません

 迷うことはありません。
 「自分中心」セミナーと即効性ワークのテキストだけで、十分です。
 とりわけ即効性ワークは、「自分中心心理学」の最短最高のプログラムです。
“短期”ですので「どうしてこれでいいのか」の理由や説明は省略しています。

 自分中心心理学をもっと学びたい人はともかくも、その理由も説明もいりません。なぜなら、実践すればするほど、テキストに簡略的に書いてあることが体験として理解できるからです。

 ただし、ごくまれに「自分中心の方法は、私に適さない」という人がいます。
 それは、極端に攻撃性が強い人、極端に支配性の強い人、極端に勝ち負けに囚われている人です。

 そんな人でも、「自分中心心理学」の概念を頭では理解できます。
 その理解力を、言葉で語ってもらうとしたら、恐らく、滔々と雄弁に語ることができるでしょう。

 でも、実行はできません。
 なぜなら、実行しようとすると、そこに恐怖が伴うからです。

 とりわけ支配性の強い人は、ゼロか100の発想をします。
 「すぐに100パーセント実行しよう」とするから、尚更、恐怖が募ります。

 「攻撃的に争って勝つ」という、自分の武器を捨てざるを得なくなるという恐怖もあります。

 苦しくても、つらくても、病気になってでも、苦痛にのたうちまわっていても、
「何が何でも優位に立っていなければ、人は自分を傷つける。人は自分に危害を加える、襲ってくる」
 などと恐怖におののいている人は、体が、つまり「無意識」が恐怖で、拒否反応を示すのです。
 だから、その“恐怖”に立ち向かう覚悟がなければ無理です。

 それでも、その武器を少しずつでも捨てていこうと決意しなければ、どこまでも、そのテーマは、自分を追いかけてくるでしょう。
 ですから、いつかは「自分中心」にならざるを得なくなります。

 どんなに支配性の強い人でも、時期が来たら、必ず、このプログラムが必要となります。
 特に言いたいのですが、受講した方は、“絶対に”このプログラムを捨てないでください。
 忘れないでください。
 忘れがちになっている人は、改めて、テキストを手に取ってください。
 他のものが素敵に映っても、必ずここにもどってくるでしょう。 
 仮に“浮気”をしても、そこで気が付くでしょう。

 実行すればするほど、これほど簡単に、シンプルに、
「こんなに楽でいいんだろうか」
 と思えるほど、あっけなく、物事がスムーズに流れていくのを知るでしょう。
 それは、「自分中心心理学」の内容やそのプログラムが、意識の法則にのっとっているからです。意識の法則と調和しているからです。

 「自分中心」は、愛、仕事、経済、健康といった諸々のものを失う恐怖から、自分を解放していきます。

 自分中心心理学は、「一気に武器を捨てる」よりも、諸々の恐怖が次第に軽くなっていくそのプロセスこそを目的としています。

 だから「自分中心」になればなるほど、
「まだ変わらない」
「まだ、貯まらない」
「まだ、豊かにならない」
「まだ、できない」
「まだ、儲けない」
 といったため息の量は、あなたの中から確実に少なくなっていくはずです。