愛のある世界(以前のコンビニと比べて) Mさんの投稿より

Mさんは、ほんとうにささやかな日常を、
よく観察されていると思います。
実感が伴うからこそ、小さな違いや変化に気づくのだと思います。
ご自分のことも、よく見つめていらっしゃると思います。

メルマガ発刊回数以上の回数で作品をいただきます。
流れるように文字が浮かぶので、
苦もなく一気に書き上げてしまうのだそうです。

没にするのがもったいないので、
こちらのブログに掲載させていただきます。
これからも、いただいた作品を、
ときどき、こちらに掲載させていただく
かもしれませんので、よろしくお願いいたします。 

・・・・・・・・・・・

こんにちは。

ようやく、肌寒い日も減り、
暖かい日が増えてきました。

読者の皆様は、
いかがお過ごしでしょうか。

今日は、コンビニにて、
とても心が暖まるような体験を
しましたので、それをお伝えします。

よろしくお願いいたします。

私がいつも行くコンビニでの出来事です。

レジで、待っていると、
店員さんが私の目的の品に気づいて、
「こちらですか?」と尋ねました。

「はい」

私は、そう答えると、
その方に、隣のレジへと
誘導されました。

そこで、会計を済ませる時に、
その方に、こう言われました。

「こちらで、よかったですか?」

私は、「はい」と答え、
「ありがとうございます」と
お礼を伝えました。

そうすると、その方は、笑顔で、
元のレジへと戻って行きました。

そして、そのレジで、会計を済ませて、
「ありがとうございます」と
そこの店員さんにお礼を伝えると、
今度は、その店員さんにも笑顔で、
「ありがとうございました」と
お礼を言われました。

今までとどこが違うのか。

以前、通っていたコンビニでは、
こんな感じでした。

まず、私がレジで、待っていると、
そこの店員さんは、私の顔色を伺うように、
何も言わずに、黙って、
「これですか?」と言うように、
商品を私に見せて、隣のレジへと
移動していました。

空気を読まれていたのでしょうね。

そして、私が「ありがとうございます」と
お礼を伝えると、その時は、
人によるのですが、うけて(おかしくて)、
笑ったり、無表情のままだったり、
上役に尽くすようなお辞儀のされ方を
したりされていました。

今考えると、全て、私の住んでいた世界の
認識の仕方がもろに現われていましたね。

私自身がそういう人だったのでしょう。

また、お金を出すやいなや、かっさらうように、
お金を回収する店員さんもいました。

私の住んでいた世界観がそこには、出ていましたね。

しかし、今のコンビニは、全く、違います。

私に尋ねるのは、私の意志を確認するため。

私を誘導するのは、そちらのレジの方が
私の待ち時間が短いから。

私がお礼を伝えると、
店員さんが笑顔になるのは、
私たちが自然と触れ合っているから。

無論、私も笑顔になっていましたね。

そんな風に、自分が変わると、
行く店も変わるし、とても、
愛のある交流ができる所へと
行くようになったのでした。

皆様は、どんな世界に
住んでいますか?

愛のある世界ですか?

それとも、無機質な世の中ですか?

ひょっとしたら、私たちの住む世界は、
全て、自分たちが思考した結果、
生み出した世界に住んでいたのかもしれません。

しかし、こんな風に、
自分が自分を大事に表現すると、
世界も自分のことを大事に
扱ってくれるという体験をしたのは、
決して、偶然では、ないと思えた
出来事だったのでした。