足の角度30度にあなたの心が現れている
あなたの意識はそのままあなたの肉体に重なっています。
体の状態、態度、姿勢、立ち方、座り方、歩き方、さらには顔、形、声や呼吸にいたるまで、それこそ頭のてっぺんから足のつま先まで、すべてがあなた自身の意識の賜物(たまもの)です。
自分中心心理学は、どこからでも自分自身とアクセスしていきます。
「要の部分」をちょっと変えるだけで、自分を変えることもできるのです。
(多くの人が、「こんなことで、人生が変わるなんて」と、信じていないだけでしょう。)
立ち方のレッスンのとき、Aさんから「足の開き方が、30度のほうが、自分には適切なようです」というコメントをいただきました。
Aさんには、30度のほうが、“立ち心地”がいいようです。
この30度の中に、Aさんの意識が現れています。
まずは、「それを受け入れて」ください。
その立ち方が悪いわけではないのですから。
その上で、その立ち方が、どんな心を現しているのかを、感覚的に感じてみましょう。
30度でも、いろいろな立ち方ができます。
30度の角度を基準にすると、太ももが緊張します。
Aさんは、足の裏に汗をかくとおっしゃっています。
これも関係がありますね。
下半身が、構造的に緊張するのですから、新陳代謝が悪くなるのは当たり前でしょう。
立っている状態も、不安定です。
心が、しぼんでいるような感じがします。
この角度が、心の現れです。
動こうとしても、スムーズに動くことができません。足が円滑に前に進まないのです。
「動かなければならない」という束縛と、「動きたくない」という本当の気持ちとが、闘っています。
即効性ワークや自分中心セミナーを進めたり、感覚セッションを受講するうちに、その30度に、違和感を覚えていくでしょう。
そのとき、自分の成長を心からよろこんでほしいものです。
たかが足の角度30度であっても、意識の点では、「とても大きな変化」と言えるからです。
このように、「立ち方」ひとつでも、自分自身を「愛したり、解放したり」できるのです。
自分中心心理学では、ミクロの意識にアプローチして、自分を愛する方法、人生を変える方法をインプットしていきます。