誰かに頼りたい、甘えたい(1)

 たびたびメールをくださる方がいる。けれども、どうにも返事のしようがない。
 メルマガでアドバイスするのは無理だと感じるので、カウンセリングをすすめるのだが、夫がカウンセリングなど必要ないと信じてるので、できないとおっしゃいます。

 もう、この「夫が反対するから」というくだりで、その家庭環境や夫との関係が推測できる。

 むしろ、「夫が反対しても、私が受けたいと思ったら受ける」という気持ちがほしいところなんですが。

 その方は、自分を責めてばかりいる。
 いつも私が言っている「自分を責めると動かない」を証明するかのような状態になっている。

「失敗だけでなく、小さなところでもいいから、あなたのうまくいったところはないですか」
 と尋ねても、
「ひとつもない」
 とおっしゃる。

 生存している限り「ひとつもない」ことは、絶対にありません。ひとつもなかったら、既に生きていないからです。

 どうにもお手伝いできようがなくて、この方に関しては、メールでアドバイスは難しいけれども、私にメールを送ることで、多少は、気持ちが楽になるのなら、送ってくださいということで、現在も進行中である。

 誰かに頼りたい。甘えたい。愛されたい。

 誰もが思うところでしょう。とくに女性は。
 親子関係で「愛が足りなかった人」は、相手にそれを過剰に求めます。無理もないことなんです。

 ところが、どんなにそれを強く望んでも、むしろ、強く望めば望むほど、実際にやってくるのは、
「頼りになって、甘えられて、愛してくれる人」
 どころか、相手のほうも同様に、
「誰かに頼りたい。甘えたい。愛されたい」
 そんな人を引き寄せる。

 (恐らく)メールをいただいている方の、夫との関係もそうでしょう。

 一見、彼女の願いは叶っていない。
 と見えるけれども、実は、願いは叶っている。
 これが「意識の法則」だ。
 どういうことでしょうか。

 それは、顕在意識が理想としてイメージすることと、無意識が望むこととに、微妙なギャップがあるからなんです。(つづく)