支配関係が通用しない、自分中心の歯医者さんの先生   Mさんより

こんにちは。

私が今、通っている歯医者さんの先生は、
とても、目的意識が明確です。

話す内容が、テーマから、
外れることがありません。

全て、患者さんの歯の健康と
治療のために、お話しします。

そのために、私が治療とは、
直接、関係のない話をしても
テーマに即して、お話になります。

とても、参考になりました。

例えば、こんな感じです。

私「父が、先生が載っていた雑誌を見て、
こちらの歯医者さんのお世話になれば、
よかったって言っていましたよ」

先生「そうですか。お父様は、どこか、
   悪いのでしょうか」

私「歯のインプラントを
したかったみたいですよ」

先生「うちでしたら、こんな感じで、
   治療しますが、いかがでしょうか」

私「そうですね、お金があれば、
したかったみたいなので、
また、話してみます」

先生「また、お決まりになりましたら、
   ご相談ください」

私「わかりました」

いかがだったでしょうか。

私の最初の一言は、
先生を支配下に収めようとして、
働きかけた言葉でした。

しかし、その言動は、
その先生には、通用しませんでした。

その先生の目的が歯の治療というテーマから、
外れないからです。

ものの見事に、私が負けてしまいました。

このように、相手の方が自分中心で、
目的意識がはっきりしていると、
他者中心的な人は、何か、
その人に対して、苦手意識を持って、
避けるようになるというお話でした。

そして、先日、また、
その歯医者さんに行ってきました。

治療が一通り終わって、最後に、
その時の先生が来られて、
今回の治療の説明をされた時に、
その時の出来事が私の中で、
体験として、残っていましたから、
今回は、あまり、余計なことを
言うまいと思ったのは、その時のことで、
懲りたからでしょうかね。

どこか悪い所がないか、尋ねられて、
そのテーマに即して、私も返答しました。

この先生には、支配関係が
通用しなかったというお話でした。

この話をしようと思った時に、
記憶に残っていたのは、
石原加受子先生のお話で、
衆議院議員の小川淳也さんが
目的から、ブレないというお話でした。

小川淳也さんの動画を観ても、
小川さんは、ほんと、自分がその場で、
何をやるべきなのか、はっきりと、
目的に沿って、お話をしますよね。

そこに、権力や権威、自分の能力を
誇示したりするという、
その他の目的は、存在しません。

純粋に、目的に向かって、
行動する人というのは、
そのように振る舞うというのが
わかったお話でした。

そして、今、私がそのような歯医者さんに
通院するようになったのも、
私自身が以前のような、支配的な関係から、
自立して、能動的に動く関係へと移行する
時期だったからなのかもしれませんね。

以前、通っていた歯医者さんに比べて、
今、通院している歯医者さんの方が私に対して、
寄り添ってくれているような気もしますからね。

そんな関係性を目の当たりにするような所で、
今、私は、過ごしています。

これから自分も、目的に沿った行動を心掛けて、
相手の方と真摯に向き合えていければいいと
思いました。