ケイ素は、骨粗鬆症の予防に有効

●ケイ素は、骨粗鬆症の予防に有効

カルシウムの摂取量が多い人ほど、骨折や骨粗鬆症の発症率が高い(カルシウム・パラドクス)という話がある。
https://www.bmj.com/content/349/bmj.g6015
牛乳の消費量は死亡率、骨折率と正の相関があった、というコホート研究。
牛乳といえばカルシウムが豊富な食材の代名詞なのに、牛乳を多く飲んでいる人ほど骨折しやすい(し、しかも死にやすい)という結果だった。
「動物性たんぱく質の摂取により体が酸性になり、骨(アルカリ)の脱灰が促進されるため」とWHOが報告書の中で説明している。
Thomas Levy先生も、「カルシウムと鉄は極力摂取するな(鉄欠乏性貧血は除く)」とあちこちで書いている。
じゃ、骨粗鬆症の人はどうすればいいのか。
元素転換が、一つの方針を教えてくれる。
Mg+O→Ca あるいは、Si+C→Ca 
(Oは酸素というかα粒子4個分、Cはα粒子3個分、ぐらいの意味合い)
つまり、カルシウムの直接的な摂取をせずとも、マグネシウムあるいはケイ素の摂取によって体内に適切量のカルシウムが自前で生成されるのではないか、と考えられる。
これは疫学的にも裏付けをとることができて、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29191960
この論文は、血中マグネシウム濃度が高いほど股関節部の骨折率が低いことを示しているし、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3671293/
この論文は、ケイ素の摂取が閉経後骨粗鬆症の予防にいかに有効かを示している。
ちなみにこの論文、ケイ素を多く含む食品の一つとして、ビールを挙げている。
「ケイ素の補給のため、健康のために飲むんだ」って、酒飲む言い訳に使っちゃダメだよ笑
Paul Pitchfordの著書 “Healing with whole foods”のなかに、こんな一節がある。
「生物学的元素転換を認めようが認めまいが、我々はこの原理を適用することですばらしい成果を得ている。
ある70代の女性がケイ素を豊富に含むスギナをお茶にして数か月飲み続けた。その後歯医者に行ったとき、歯科医は大いに驚いた。無数にあった小さな虫歯が、見事にふさがっていたのだ。
スギナ(あるいはトクサ)は骨と骨をつないだような姿をしており、ハーブ療法家はその見た目ゆえにこの植物を骨折や骨格系の異常に対して処方することが多い。スギナはこの地球上で最も原始的な植物の一つである。それは植物界と鉱物界の境界線上に位置する植物であり、茶として煮出されると内部に蓄えたミネラルを惜しみなく放出する(ただし、スギナにはチアミナーゼというビタミンB1を分解する有毒な酵素が含まれている。これは10分も煮れば簡単に分解される。)サプリの形でスギナを摂るときは、有毒ではないように加工したものを買うようにしよう。また、スギナには利尿作用、収斂作用があるため、使うときは少量にとどめること。」

https://clnakamura.com/blog/1743/
「ナカムラクリニック」のブログより

※実際に、オールイズワンJPが取り扱っているケイ素で、重度の骨粗鬆症の女性が、3ヶ月ほどで骨密度が驚くほど高くなったという例もあります。